自宅で血圧を測っていない人が8割以上!血圧測定の重要性とは?
血圧
こんにちは!メディパレット事務局です。
健康を保つために血圧について関心はあるものの、自分の血圧がどれくらいなのか把握していない方も多いのではないでしょうか。
「診察や健康診断のときぐらいしか血圧は測らない……」という方もいらっしゃるかもしれません。
高血圧になるとさまざまな病気にかかってしまうリスクがあります。
血圧を正常に保つためにはまず自分の血圧の正確な値を把握することが重要ですが、実際に自宅で血圧を測っている方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
メディパレット事務局が505人に対して「自宅で血圧を測っているか」というアンケートを実施したところ、全体の85.7%(433人)が「測っていない」と回答しました。
自宅で血圧を測っていると回答したのはわずか14.3%(72人)でした。
8割以上の方が自宅で血圧を測らないという結果になりましたが、血圧を正常に保つためには習慣的に血圧を測定し、自分の血圧を把握することが重要です。
そもそも血圧とは心臓から全身へ送り出される血液が血管の内側にかける圧のことです。
血圧の値には心臓が収縮したときに最大となる「収縮期血圧」と、心臓が拡張したときに最低となる「拡張期血圧」があります。
成人における血圧の正常値は、診察室などで測った場合「収縮期血圧が120mmHg未満、拡張期血圧が80mmHg未満」とされていますが、自宅で測る場合は5mmHg低い基準が用いられます。
血圧は生活習慣やストレスなどさまざまな要因に影響されるため、診察室で測った値と自宅で測った値に差が生じる場合があります。
このような場合には自宅で計測した値が優先的に診断されるようになっているのです。
もし診察室などで正常値よりも高い値が出てしまっても、普段の血圧の値を把握していれば血圧の異常にいち早く気付くことができるでしょう。
自宅で正しく血圧を測定するためにも、「測定前にはトイレを済ませ数分間安静にする」ことや「脚を組まずにリラックスした姿勢で椅子に座る」ことなどいくつかのポイントを押さえる必要があります。
血圧の正しい測定方法を覚えておけば、自分の血圧をより正確に知ることができます。
そして血圧測定はできるだけ長期間継続し、毎日の測定値を全て記録しておきましょう。
記録することで血圧の推移を把握でき、医療機関を受診した際に治療の役に立つ場合もあります。
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【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「自宅で血圧を測っていますか?」
調査期間:2023年6月1日~7月1日
有効回答:505人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。