40代で体重が増えた人は4割以上!体重増加には体質の変化が関係?
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こんにちは!メディパレット事務局です。
夏になり薄着で過ごすことが増えたという方もいますよね。
「薄着になったり肌の露出が増えたりすると体のラインが気になる……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかには若い頃は太りにくい体質だったものの、40代になってから太りやすくなったと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
加齢の影響による体重を実感している方はどれだけいるのか気になりますよね。
メディパレット事務局では561人の方に「40代以降に食生活は変わらないものの体重が増加したかどうか」というアンケートを行いました。
体重が増えていないと回答した方が53.8%(302人)だったのに対し、増えたと回答した方は46.2%(259人)という結果になりました。
食生活を変えていないのに46.2%もの方が体重の増加を実感しているのは驚きですね。
体重が増えることと加齢には何か関係があるのでしょうか。
40代で体重が増加する原因の一つとして、加齢による筋肉量の減少があると考えられます。
1日の消費カロリーのおよそ6割を占めるといわれる「基礎代謝」は筋肉などの脂肪以外の組織の量に影響を受けるため、筋肉量が低下すれば基礎代謝量も減少してしまいます。
基礎代謝量が低下すればその分消費カロリーも減ってしまうため、痩せにくい体質になってしまうでしょう。
また仕事や家事、育児などに追われて、運動する時間が確保できず痩せにくくなっている可能性も考えられます。
厚生労働省が行った「令和元年 国民健康・栄養調査」によると、40代のうちの6割以上が仕事や家事などが忙しく時間がないと回答していることが分かりました。
その他にも女性の場合は40代になり「閉経」に近づき、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が減少することも体重増加に影響していると考えられています。
エストロゲンには動脈硬化を進行させる「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」の調節する作用のほか、体脂肪の大半を占める「中性脂肪」の蓄積を阻害するはたらきがあります。
そのためエストロゲンが減少してしまうと肥満のリスクが高まってしまうといえるのですね。
このように40代になると体質の変化から体重が増加してしまう可能性がありますが、ダイエットの基本は摂取カロリーを消費カロリー以下に抑えることです。
ただし極端なカロリー制限はエネルギー不足になったり、疲れやすくなったりする可能性があるため、むやみにカロリー制限を行うのではなく、まずは自分に必要なエネルギー量を把握することから始めましょう。
そして消費カロリーを増やすために有酸素運動や筋トレに取り組みましょう。
運動をする時間がない方は、エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使ったり、電車やバスの中では立つようにしたりして日常生活の活動量を増やすように心掛けてみてくださいね。
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【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「40代を過ぎると食生活が変わらないのに体重が増えましたか?」
調査期間:2023年6月1日~7月1日
有効回答:561人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。