自分のBMIを把握している人は5割以上!BMIの求め方と肥満度分類
ダイエット
こんにちは!メディパレット事務局です。
皆さんはご自身のBMIの値がどれくらいか知っていますか。
「健康診断でなんとなく見たことはある」という方は多いのではないでしょうか。
一方で、自分のBMIがどれくらいなのか知らないという方もいらっしゃるかもしれません。
実際にBMIを把握している方はどれくらいいるのでしょうか。
メディパレット事務局では387人に対し「自分のBMIを把握していますか?」とアンケートを行いました。
その結果「Yes」が全体の51.9%(201人)、「No」が全体の48.1%(186人)とBMIを把握している人とそうでない人は半々くらいということが分かりました。
自分のBMIを把握していない人のなかには、そもそもBMIが何を指しているのかよく分かっていない方もいらっしゃるかもしれません。
BMIとは「Body Mass Index」の略で、太っているか痩せているかなどの体格を示す世界共通の指数のことです。
日本でも肥満の診断基準や特定検診・特定保健指導などの基準として用いられています。
BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められるのです。
例えば、身長170cm、体重60kgなら、60÷1.7÷1.7の結果である20.8がBMIとなります。
BMIは値によって肥満度が分類されており、日本肥満学会では18.5以上25未満であれば普通体重、25以上の場合は肥満と定義しています。
BMIが25以上で肥満となると、糖尿病や高血圧、脂質異常症、動脈硬化、がん、脳血管疾患など生活習慣病のリスクが上がってしまうのです。
また、BMIが高くないからといって大丈夫であるとは限りません。
BMIが普通体重以下の18.5未満となった場合は低体重(痩せ)ということになります。
低体重は鉄欠乏などの栄養不良や倦怠(けんたい)感、疲れやすさ、不眠、目まいなどを引き起こす恐れがあります。
このようにBMIは太っているのか、痩せているのか自分の体格を判断する一つの基準となります。
ただし、BMIはあくまでも身長と体重のみで計算した値なので、体脂肪が多いのか筋肉質なのかといった体質までは区別できないというデメリットもあります。
もし、BMIが肥満と判定された場合はまずは普通体重を目指し、普通体重になったら統計上最も死亡率・有病率が低いとされる「標準体重(理想体重)」を目標にダイエットを行うようにしましょう。
標準体重の求め方や痩せるための運動・食事・生活習慣のポイントを知りたい方は関連記事を併せてチェックしてみてくださいね。
【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「自分のBMIを把握していますか?」
調査期間:2023年8月1日~8月31日
有効回答:387人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。