普段から食物繊維を摂るよう意識している人は6割超!摂取量を紹介
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こんにちは!メディパレット事務局です。
皆さんは普段の食事で食物繊維を意識して摂取していますか。
「食物繊維が体に良いのはなんとなく知っているけど、意識して摂取はできていないかも……」という方もいらっしゃるかもしれません。
食物繊維を意識して食事を摂っている人はどれくらいいるのでしょうか。
メディパレット事務局では363人に対し「普段の食事で食物繊維を摂るよう意識しているか?」とアンケートを行ったところ、「Yes」が61.4%(223人)、「No」が38.6%(140人)という結果になりました。
6割以上の人が普段から意識して食物繊維を摂るよう意識していることが分かりましたが、一方で4割近くの人が食物繊維を摂るよう意識できていないことが分かります。
食物繊維は1日当たりどれくらい摂取すれば良いのでしょうか。
厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、アメリカやカナダの食事摂取基準を参考にして食物繊維の理想的な摂取量は成人1日当たり24g以上です。
しかし、厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」によると日本人の食物繊維の平均摂取量は男性で19.4g 、女性で17.5g と理想的な摂取量よりもかなり少ないことが分かります。
このように日本人の食物繊維の摂取量が減少傾向にあることから、成人男性は1日20~21g以上、成人女性は1日17~18g以上が摂取目標量として設定されました。
日本人の食物繊維の摂取量が減少傾向にあるのは、穀類やいも類、豆類などの摂取量が減ったことにあると考えられています。
食物繊維には健康に良いとされるさまざまな効果が期待できるため積極的に摂取したい成分といえます。
食物繊維は便のかさを増やして腸を刺激したり、「善玉菌」を増やし腸環境を改善したりして便通を整える作用があります。
また糖質や脂質、ナトリウムを吸着し体外に排出するはたらきがあり、これによって肥満や高血圧の予防・改善効果が期待できるといいます。
食物繊維を含む食品は低カロリーでかさが多く満腹感を得やすいことから、食べ過ぎを防ぐこともできるでしょう。
このように食物繊維には体に良いとされるさまざまな効果があるため、普段の食事から意識して摂取するべきといえます。
野菜類やきのこ類、豆類、海藻類、穀類、果物類など食物繊維を含む食品から積極的に食物繊維を摂取しましょう。
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【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「普段の食事で食物繊維を摂るよう意識していますか?」
調査期間:2023年9月1日~9月31日
有効回答:363人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。