ビタミンCを意識して摂っていない人は5割!1日の摂取推奨量を紹介

食べ物

こんにちは!メディパレット事務局です。

皆さんは普段の食事でビタミンCを摂取していますか。

「ビタミンCを摂取できるように果物を積極的に食べている」という方もいるかもしれません。

一方で、ビタミンCを意識して食事をしたことはない方も多いのではないでしょうか。

実際に普段の食事でビタミンCを意識している方はどれくらいいるのでしょう。

メディパレット事務局では418人に対し「ビタミンCを意識して摂っているか?」とアンケートを行ったところ、「Yes」は全体の45.7%(191人)、「No」は54.3%(227人)という結果になりました。

グラフ

このようにビタミンCを意識して摂っていない人の方が若干多いことが分かります。

ビタミンCは水溶性ビタミンの一つで、皮膚などに存在するコラーゲンを作るのに必要不可欠とされる栄養素です。

ビタミンCにはがんや心臓・血管の病気などを引き起こしたり、しみ・シワの原因となったりする「活性酸素」から体を守る「抗酸化作用」や消化管で鉄分の吸収を高めるはたらきなどがあります。

ビタミンCの持つ抗酸化作用を期待するには1日83.4mgの摂取が必要とされており、これを考慮して厚生労働省では18歳以上の男女の摂取推奨量を1日100mgと定めています。

ビタミンC100mgといわれてもイメージしにくいかもしれませんが、これはレモンの果汁200gに相当する量です。

厚生労働省が行う「国民健康・栄養調査」によると、59歳以下の男女のビタミンC の平均摂取量は摂取推奨量を下回っているため、ビタミンCが不足している人が多いといえます。

ビタミンCが不足すると倦怠(けんたい)感や疲労感、気力低下といった症状が現れ、さらに長期間ビタミンCが欠乏すると血管が脆くなり出血しやすくなる「壊血病」を発症する恐れがあります。

しかし、1日に10mg程度ビタミンCを摂取していれば壊血病にはならないとされているため、あまり心配する必要はないでしょう。

ビタミンCは果物類や野菜類、いも類などに多く含まれているため、普段の食事からこれらの食品を積極的に摂取するようにしましょう。

「食事からビタミンCを摂り過ぎることはないのか」と心配する方もいるかもしれませんが、健康な方ならビタミンCを摂り過ぎても尿となって体外に排出されるため、過剰摂取の心配はほとんどありません。

ただし、サプリメントからビタミンCを過剰に摂取すると腹痛や吐き気、下痢などの症状が起こる恐れがあるため、サプリメントの摂取量には注意しましょう。

ビタミンCが含まれる食品について詳しく知りたい方は関連記事を併せてチェックしてみてくださいね。

【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「ビタミンCを意識して摂ってますか?」
調査期間:2023年8月1日~8月31日
有効回答:418人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。

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