コレステロール値を意識して食事内容を工夫していない人は7割超!
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こんにちは!メディパレット事務局です。
皆さんは普段の食事でコレステロール値を意識することはありますか。
「あまり意識したことはなく、何を食べるとコレステロール値に影響があるのか知らない」という方もいらっしゃるかもしれません。
実際に普段の食事内容でコレステロール値を意識している方はどれくらいいるのでしょうか。
メディパレット事務局では406人に対し「コレステロール値を意識して食事の内容を工夫しているか?」とアンケートを行ったところ、「No」が全体の72.4%(294人)、「Yes」が27.6%(112人)となりました。
このように7割以上もの人がコレステロール値を意識して食事内容を工夫していないことが分かりました。
コレステロールとは体内に存在する細胞膜やホルモンなどを作るために必要な脂質の一つです。
コレステロールには体にコレステロールをため込む「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」と、増え 過ぎたコレステロールを回収する「HDLコレステロール(善玉コレステロール)」の2種類があります。
本来コレステロールの量は体内で調節されていますが、生活習慣などによって過剰になったり不足したりすると「脂質異常症」と診断されてしまいます。
脂質異常症は慢性化すると動脈硬化が起こり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など全身のさまざまな病気のリスクを高めるとされています。
そのため、脂質異常症と診断された場合は、LDLコレステロールを減らしHDLコレステロールを増やすために生活習慣を改善する必要があるのです。
脂質異常症の原因の一つに過食や脂質・糖質の過剰摂取などの食生活の乱れが挙げられます。
なかでも肉の脂身やバター、生クリーム、インスタントラーメンなどの加工食品に多く含まれる「飽和脂肪酸」の摂り過ぎはLDLコレステロールを増やす原因とされています。
飽和脂肪酸は食品中のコレステロール以上にLDLコレステロールを増やす影響が大きいため注意が必要です。
また中性脂肪値が高まるとHDLコレステロール値が低下するため、カロリーの過剰摂取や甘いもの、お酒、油もの、糖質の摂り過ぎといった中性脂肪を増やす食事は避けるようにしてください。
コレステロール値を下げるには食生活の改善の他、適度な運動や禁煙、飲酒を控えることなども重要です。
コレステロール値を下げる食べ物、食生活の注意点について詳しく知りたい方は関連記事を見てくださいね。
【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「コレステロール値を意識して食事の内容を工夫していますか?」
調査期間:2023年9月1日~9月30日
有効回答:406人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。