血圧を意識して食事や運動をできていない人は7割超!食事や運動のコツ

血圧

食べ物

こんにちは!メディパレット事務局です。

皆さんは食事や運動の際に血圧を意識したことはありますか。

「血圧が高めといわれているから塩分を控えるようにしている」という方もなかには いるかもしれません。

実際にどれくらいの人が食事や運動の際に血圧を意識しているのでしょうか。

メディパレット事務局では364人に対し「血圧を意識して食事・運動をできているか?」とアンケートを行いました。

グラフ

その結果、「No」が70.1%(255人)、「Yes」が29.9%(109人)となりました。

このように7割の人が血圧を意識した食事や運動ができていないことが分かります。

アンケートに回答した方のなかには血圧の正常値がどれくらいなのかよく分かっていない方もいるかもしれません。

血圧には心臓が収縮し血液を全身に送り出す際の値である「収縮期血圧(上の血圧、最高血圧)」と、心臓が拡張して血液をため込んでいるときの値である「拡張期血圧(下の血圧、最低血圧)」があります。

診察室で測定した場合、血圧の正常値は収縮期血圧が120mmHg未満、拡張期血圧が80mmHg未満とされています。

一方で、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上の状態を「高血圧」と、収縮期血圧が100mmHg以下、拡張期血圧が60mmHg以下の状態を「低血圧」と診断されます。

高血圧は自覚症状があまり現れませんが放置すると「動脈硬化」を引き起こし、さらに脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こします。

低血圧になると血行が悪くなるため、立ちくらみやめまい、頭痛、倦怠(けんたい)感などの症状に悩まされる人もいるようです。

高血圧や低血圧を予防・改善するためにも食事や運動などの生活習慣を見直す必要があると考えられています。

食事面では血圧が高い方は塩分を控えること、「カリウム」や「食物繊維」を多く含む食品を積極的に摂ること、食べ過ぎや飲み過ぎを控えることがポイントです。

ただし腎機能が低下している方はカリウムの排出量の低下により「高カリウム血症」を引き起こす恐れがあるため、主治医と相談しながらカリウムの摂取量に注意してください。

血圧が低い方は炭水化物や糖分の多いものを控え、たんぱく質、ミネラル、ビタミンを積極的に摂りバランスの良い食事を心掛けることやアルコールを控えるようにしましょう。

また定期的に運動する習慣を身に付けることは高血圧・低血圧のどちらにも有効とされています。

血圧が高い人は運動面ではジョギングやウォーキングなどの「有酸素運動」がおすすめです。

「ややきつい」と感じる程度の有酸素運動をできれば毎日30分以上行うのが望ましいでしょう。

血圧が低い方は運動をして筋肉や体力をつけることで症状が軽減する可能性があるとされています。

低血圧や高血圧を予防・改善するためポイントについてもっと詳しく知りたいという方は関連記事を併せてお読みください。

【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「血圧を意識して食事の内容を工夫したり、運動する時間を作ったりしていますか?」
調査期間:2023年 9月1日~9月31日
有効回答:364人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。

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