カフェイン入りの飲み物の摂取量は?飲み物別の含有量を把握しよう

食べ物

こんにちは!メディパレット事務局です。

皆さんはカフェインが入った飲み物を普段からよく飲んでいますか。

「午後の眠気覚ましにカフェインが入った飲み物を毎日飲んでいる」という方も多いのではないでしょうか。

一方でカフェインの摂り過ぎが心配で控えるようにしているという方もいるかもしれません。

実際にカフェインが入った飲み物を1日にどれくらい飲んでいるのか気になりますよね。

メディパレット事務局では388人に対して「1日にカフェインが入っている飲み物をどれくらい飲むか?」とアンケートを行いました。

グラフ

その結果、「150~349m L」という回答が最も多く全体の26.0%(101人)を占めています。

一方で、「飲まない」と回答した方は17.3%(67人)と最も少ないことが分かります。

この他には500mL以上が20.6%(80人)、350~499mLが18.6%(72人)、149mL以下が17.5%(68人)という結果になりました。

カフェインには眠気を覚ます「覚醒効果」の他に「鎮痛作用」や「疲労回復効果」などさまざまな効果があります。

その一方で、カフェインを摂り過ぎれば不眠や目まい、下痢、吐き気、腹痛などの症状を引き起こす他、妊娠中の場合は赤ちゃんの将来の健康を損ねる恐れなどもあるのです。

カフェインの過剰摂取によって健康に悪影響を及ぼさないようにするためにも、カフェインの摂取量はどのくらいに抑えるべきなのでしょうか。

実はカフェインの摂取によって体に表れる影響には大きな個人差があるため、国内ではカフェインの摂取量に関して具体的な数値が定めていないのです。

そこでカフェインの摂取目安を示しているヨーロッパの欧州食品安全機構(EFSA)のカフェイン摂取基準を参考にすると、健康な成人の場合は1日400mg以下、1度の摂取を200mg以下にするべきとしていることが分かりました。

カフェインを含む飲み物100m L当たりに含まれるカフェインの量は、コーヒーが約60mg、紅茶が30mg、せん茶・ほうじ茶・ウーロン茶は20mg、エナジードリンクは32~300mgと飲み物によってかなり差があります。

例えばコーヒーなら1日660m L(マグカップ2杯分)、紅茶なら1日約1.3L(ティーカップ10杯分程度)飲めるという計算になります。

このように飲み物によってカフェインの含有量が異なるため、飲み物ごとに含有量を確認して1日の上限である400mgを超えないように注意しましょう。

カフェインの効果や過剰摂取による影響について詳しく知りたい方は関連記事を併せてお読みくださいね。

【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「1日にカフェインが入っている飲み物をどれくらい飲みますか?」
調査期間:2023年8月1日~8月31日
有効回答:388人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。

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