ラーメンの汁を毎回飲んでいる人は27.3%!汁を飲むと塩分の摂り過ぎに?
血圧
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こんにちは!メディパレット事務局です。
皆さんは普段ラーメンやうどんなどの汁はよく飲んでいますか。
「もったいないからスープまでしっかり飲むようにしている」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、麺類の汁は飲み過ぎると体に良くない影響が出る恐れがあります。
メディパレット事務局では477人に対して「ラーメンやうどんなど麺類の汁は飲むか」とアンケートを行いました。
その結果、「たまに飲む」が37.7%(180人)、「毎回飲む」が27.3%(130人)と頻度は異なるものの麺類の汁を飲む人は6割以上いることが分かります。
ラーメンやうどんなどの麺類はスープがおいしいと飲み干したくなりますが、汁を飲み干すと6g近くの塩分を摂ることになるのです。
厚生労働省が公開している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日当たりのナトリウムの摂取目標量(食塩相当量)を成人男性は7.5g未満、成人女性は6.5g未満としています。
さらに高血圧の予防治療のためには1日当たり6g未満にするのが望ましいとされています。
つまり麺類の汁には非常に多くの塩分が含まれており、飲み干してしまうと塩分を摂り過ぎてしまう恐れがあるのです。
一時的な塩分の摂り過ぎであれば喉が渇いたり、その影響で水分を摂り過ぎてむくんだりといった程度の影響しか見られません。
しかし、日頃から塩分を取り過ぎる生活をしていると高血圧を招く恐れがあるのです。
実は日本人の高血圧の最大の原因は塩分の摂り過ぎとも言われています。
塩分の摂り過ぎを防ぐためには普段の食生活で気を付けるべきことがいくつかあります。
例えば漬物を控えたり麺類の汁を残したりして減塩を心掛けることや、塩分を排出するはたらきを持つ「カリウム」を多く含む食品を積極的に摂ることも重要です。
塩分が少ないと料理が味気なく感じると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、だしや香辛料、香味野菜を使うことで塩分を抑えてもおいしい食事を作ることができます。
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【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「ラーメンやうどんなど麺類の汁は飲みますか?」
調査期間:2023年9月1日~9月31日
有効回答:477人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。