カフェインの摂り過ぎを気にしていない人は6割超!体への悪影響とは

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こんにちは!メディパレット事務局です。

普段からコーヒーや紅茶を飲んでいる方はカフェインの摂取量を気にしたことがありますか。

「適切な摂取量は知らないがコーヒーは1 杯までと決めている」という方もいるかもしれません。

一方で、眠気を覚ましたり気分転換したりするために1日に何杯も飲んでしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際にカフェインの摂取量を意識している方はどれくらいいるのか気になりますよね。

メディパレット事務局では399人に対して「カフェインの摂取量を気にしていますか?」とアンケートを行ったところ、「No」が全体の66.9%(267人)と6割以上の方がカフェインの摂取量を気にしていないことが分かりました。

グラフ

一方で、「Yes」と回答した方は全体の33.1%(132人)にとどまりました。

このようにカフェインの摂取量が気になる方のなかには、1日にどれくらいの量を摂取して良いのかと疑問を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

実はカフェインが体に及ぼす影響は大きな個人差があるため、国内では「これ以上摂取してはいけない」といった具体的な数値を定めていないのです。

しかし、海外ではカフェインの摂取量について基準を定めているところもあります。

欧州食品安全機関(EFSA)は、カフェインの1日当たりの最大摂取量を400mg以下、そして一度の摂取量を200mg 以下にするべきだと示しています。

カフェイン400mgはインスタントコーヒーでマグカップ2杯半(660mL)程度、紅茶ならティーカップ10杯(約1.3L)程度です。

カフェインには眠気覚ましの効果の他にも、鎮痛作用や疲労回復効果などの「薬理作用」があるとされ、過剰に摂り過ぎると体にさまざまな悪影響を及ぼします。

例えばカフェインが持つ脳を刺激する「覚醒作用」は不眠や目まいを引き起こす可能性があります。

また下痢や吐き気を引き起こしたり、胃酸の分泌が増えることで胃痛を感じたりする恐れもあるでしょう。

特に、妊娠中の方はカフェインの過剰摂取に注意する必要があります。

妊娠中のカフェインを摂り過ぎると赤ちゃんの健康にも悪影響を及ぼしたり、低出生体重児として生まれたりする恐れがあります。

カフェインの摂り過ぎで健康を損なわないように、カフェインを含む飲み物・食べ物を摂り過ぎないようにしましょう。

カフェインの効果やコーヒーなどカフェインを含む飲み物を飲む際の注意点について知りたい方は関連記事をチェックしてみてくださいね。

【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「カフェインの摂取量を気にしていますか?」
調査期間:2023年8月1日~8月31日
有効回答:399人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。

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