禁煙しようと思ったことがある方は6割以上!禁煙が難しい理由を解説

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こんにちは!メディパレット事務局です。

「イライラするとついたばこを吸ってしまう……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

皆さんも仕事中に度々たばこ休憩をする光景を目にしたことがあるでしょう。

なかには健康には悪いと思っていても、なかなか禁煙できずにいる方もいらっしゃるかもしれません。

実際に喫煙者のうちどれくらいの方が禁煙をしたいと考えているのでしょうか。

そこで喫煙者439人に対して「たばこをやめようと思ったことはあるかどうか」を聞いたところ、「禁煙しようと思ったことがある」と回答した方は、60.8%(267人)もいることが分かりました。

グラフ

一方で、「たばこをやめようと思わない」と回答した方は、全体の39.2%(172人)という結果になりました。

このようにたばこをやめようと考えている人の方が多数派なのですね。

しかし、「禁煙しよう」と思っていても実際に踏み切れなかったり、途中で挫折したりしてしまう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

禁煙が難しいとされるのは、たばこに含まれるニコチンが引き起こす「離脱症状」が原因の一つと考えられています。

離脱症状とはたばこや薬物の使用をやめることによって生じるさまざまな症状のことです。

たばこに含まれるニコチンには、心地よさを感じさせる「ドーパミン」や集中力を高める「ノルエピネフリン」、精神を安定させる「セロトニン」などの「神経伝達物質」の分泌を促すはたらきがあります。

そのためたばこを吸うとイライラが解消されたり集中力が高まったりするように感じるのですが、喫煙を続けることでこれらの神経伝達物質の自発的な分泌が困難になってしまうのです。

そのため喫煙後に時間が経つと神経伝達物質の分泌量が減り、イライラしたり集中力が低下したりします。

このような不快な症状を解消しようと喫煙を続けることで「ニコチン依存」になり、禁煙が困難になってしまうのです。

ニコチンの離脱症状によって禁煙は難しいとされていますが、禁煙をすることでせきや喘息(ぜんそく)の改善、動脈硬化や脳卒中、がん発症のリスク低下などの効果が望めます。

また、自分の健康だけでなく、周囲の人を受動喫煙による健康被害から守ることにもつながるため、早めに禁煙を始めましょう。

禁煙をするためのおすすめの方法や、たばこに含まれるニコチンやタールが与える体への影響について詳しく知りたい方は関連記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【アンケートについて】
調査主体:株式会社ロッテ(メディパレット事務局)
調査設問:「タバコを吸う方は、タバコをやめようと思ったりしますか?」
調査期間:2023年6月1日~7月1日
有効回答:439人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。

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